ドル高
日足レベルでかなり下げていたドルがテクニカル的反発をしているようだ。ドルスイ、ドル円ともドル高。ドル円で156円ちょうどあたりまでの反発はあってもいいだろう。中期的ドル安についての見通しには変更はない。すこしリスクオフが落ち着いているのと、中東情勢への懸念もあってドル高になっているものと思う。ドル円の方がドルスイより大きく動いており、円安もある。これについては、まだ円安トレードを続けている勢力も多いということで、しばらくは振れ幅の大きな相場になると思う。
米株急落
突然、米株が急落した。ここしばらく動きがなく、踊り場的な状況だったが、さして大きな問題もないのに下落した点には注目される。米国のトランプ関税その他の影響、米国個人債務の増加、AIによる雇用の不安定化、円キャリートレードの崩壊など、いろいろ説はあるが、確実なものはない。この急落がさらに大きな崩れになるかどうか注目したい。大きく崩れる場合、暗号通貨、ゴールドが一緒に下がることは前にも書いたが、為替は、今の状況だと、円買い、スイスフラン買いという伝統的なリスクオフ局面になると思う。
日本買い
昨日感じたドル円の違和感は当たっていたようだ。マスコミによる高市無能説=経済崩壊説には、どうも怪しいものを感じていたのだが、そこがやはり問題だった。私も前から書いているように高市の知的能力は買っていないが、実際に政治経済がどうなるかはまた別問題。そこは昨日書いた通りだ。人間の能力など、経済の大きな動きの前には小さなものだ。また、多くの若い人の支持を取り付けたというのは、それはそれで立派な能力とも言える。日経平均がこれだけ爆騰する背景には、外人買いがあることは間違いない。もともと、日経はそういう相場だ。だとしたら、外人の膨大な日経買いは、円買いということにつながり、為替にも連結する。円買いとなれば、国債利回りもあがらない。このトリプル外人買いは、日本の論壇の予測とは違い、高市政権が当面安定化するという読みがあるに違いない。
高市政権勝利
予想以上の圧倒的勝利で、高市の解散戦略は見事に当たった。参謀と言われる今井氏(安倍の参謀)への信頼は非常に強くなるだろう。稿者は、個人的には高市氏の能力に疑問を持っているが、実際の世の中は、そう単純でもないわけで、短期、中期、長期に渡ってどのようになるかは簡単には予測できない。正直なところ、AIの圧倒的な知的能力を日々感じているので、人間の「能力」などは、誤差レベルであるような気もする。従来のような「メリトクラシー」(能力主義)の世の中から、「情動」中心の世の中に変化するプロセスかもしれないとも思う(トランプ現象も同じ)。AI技術を標榜する、みらい党がかなりの支持を集めているのもそのひとつの現れかもしれない。また、世界が不安定化する中で、高市が、軍備、対外的な強い姿勢を見せているのは、若い人たちに安心感を与えているという分析もある。すべて、なるべくバイアスのかからないように分析していきたい。
相場はいつも波動
このところ上がっていたゴールド等貴金属や、ビットコインが下がっているが、よくある相場の波動に過ぎないと考えている。米ドルの弱化という本質は変わらないが、それに「煽られた」部分は否めない。その結果、月足などから見ればかなりの乖離を示しての上昇になったわけで、それがはがれて、次の波動に移るのは自然である。こうなると、ゴールドの税制の悪さや、ビットコインの技術的問題などがやり玉にあがるのもいつもの光景であって、それも本質ではない。ゴールドは、常にインフレに対して確実な防御となってきた。ビットコインもいまだ根本的な欠陥は見つかっていないし、AI時代の本命だと思う。
円安
リスクオフだかオンだかよくわからない状態であるが、株価は行ったり来たり。ゴールドは戻り。ビットコインは下げ。ドルは行ったり来たり。着実に安くなっているのは円である。これは高市勝利となればさらに円安に動くこととなるので、トレードとしてはここが良さそうだ。ゴールドは単なるテクニカルの戻りか、本格復調かはまだよくわからない。株価次第だろう。もし、高市勝利となっても、その後、しばらくしてからの増税論議が来ることは間違いなく、中期的展望は難しい。
ビットコインも下落
貴金属に続いてビットコインも下落。ドル高に伴うものだが、株価(米国株価指数先物)も下落しており、全体に不穏な雰囲気である。こういう時は、暗号通貨はもうだめ論や、ゴールドではなく、やはりドル論などが出てくるが、長期的にはそうではないことは明らか。現物ホルダーはゆったり構えておけばよいと思う。ただ、今回の変調の底がどこになるかはまだわからない。株価が大きく崩れることがあれば、さらに、ビットコインもゴールドも下げるのは、リーマンショックの時のゴールドの動きから類推すれば明らかだ。資産は基本的に全部がまとめて下げる。混乱時に強いのは、現金であり、今なら、ドルかスイスフランということになる。スイスフラン円のロングなどを考えてみたい。
貴金属暴落
さすがに上がりすぎていた貴金属が、FRB総裁交代によるドル高を材料に大下落。前から書いているように、この状況は、貴金属を昔から扱っている者にとってはよくある情景だ。特にシルバーについては、ハント兄弟の話を前に書いたことがあるのを覚えておられる方があるかもしれないが、急上昇急降下が当たり前の狭い市場である。このブログでもレバレッジをかけないことを基本とするように書いてきているので、そこは自分としては良かったと思っている。
ドル安の反動
FRBの次の総裁がウォルシュだという噂で、タカ派のイメージから金融引き締めムードになり、一気にリスクオフ。これまでとは異なり、株安ドル高という形で、金利がつかない貴金属等も売られている。こういうのはファンダのように見えるが、実際は、このところの急上昇のテクニカルの巻き戻しとなっており、急激になることも多い。中途半端な買いはやめておいたほうがいい。ゴールドを買うなら、10年計画での現物としておくのが良い。ましてレバレッジをかけたトレードは自信がない限りやめておいた方がいい。
大きく動いた
月曜は特に介入というものはなかったが、先週の流れが継続していて、リスクオフ。スイスフラン、そして、円も買われた。まあ、昔からのくせで、つい円を買ってみたくなるファンドもあるのだろう。こちらは、Xに書いたように対円でのスイスフランロングを少し減らして、ドルスイ、ユロスイでのスイス買いとしていたが、うまく動いているようだ。特にドルスイスの長期チャートはかなりよい動きになっており、下にブレークした可能性もある。ドルスイスを中心にしばらく動かしてみたい。